工房について
東京江東区森下にある小さな版画工房です。
「乱数」は、制作と人生において重要なのは良質なる必然的偶然であると考えます。制作プロセスで、ぱっと思いついたインスピレーションがなにより重要であり、答えから逆算して正しさを証明するような感覚です。
一方、「沼」は、私が愛するフランス映画「クリクリのいた夏」(フランス語原題:Les Enfants du marais、沼の子供たち)に触発されました。この映画の登場人物たちのように、遊び=生きるという気持ちを大切にする場所を目指し、工房の名前を付けました。
「乱数沼」で、いつもと違うパターンを逸脱した新たなる境地を目指して、制作の旅を始めましょう。