AFFINITYを使った画像のCMYK分割方法

AffinityでCMYK画像を4色分解・分版する方法

フリーソフトのAffinity(AFFINITY)を使って画像をCMYKに変換し、 シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の 4色に分割する方法を解説します。 リトグラフ、シルクスクリーン、リソグラフ、4色分版などの 印刷用データ作成にも利用できます。

Affinityを使った画像のCMYK分割・4色分版方法

Affinity(AFFINITY)で、写真や画像を CMYKの4色(C・M・Y・K)に分解・分版する方法を紹介します。

Photoshopでは「チャンネルの分割」を使って簡単にCMYKの各版を作れますが、 Affinityでは少し手順が異なります。 この記事では、Affinityのチャンネル機能を利用して、 印刷に使えるシアン版・マゼンタ版・イエロー版・ブラック版を作ります。

AffinityでCMYK分版する用途

この方法は、通常のカラー印刷だけでなく、 リトグラフ、シルクスクリーン、リソグラフ、孔版印刷、4色分解 などの版を作る場合にも利用できます。

  • CMYK 4色分解
  • シアン版(C版)の作成
  • マゼンタ版(M版)の作成
  • イエロー版(Y版)の作成
  • ブラック版(K版)の作成
  • リトグラフ用の分版
  • シルクスクリーン用の分版
  • リソグラフ用の色分解

1. Affinityで画像を開く

まずAffinityで分版したい画像を開きます。











2. RGB画像をCMYKに変換する

レイヤーの画像を選択した後、 「ドキュメント」→「設定」→「フォーマット/ICCプロファイルを編集」 を選択します。

変換ウィンドウからCMYKを選択します。 プロファイルは、ここではJAPAN COLOR 2001を使用しています。

使用する印刷機やインク、印刷環境によって適切なICCプロファイルは変わるため、 必要に応じて変更してください。

3. チャンネルウインドウを表示する

次にAffinityのチャンネルを表示します。


「ウィンドウ」→「ピクセル」→「チャンネル」 からチャンネルウインドウを表示します。

AffinityではCMYK画像の場合、 シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K) の各チャンネルを確認できます。

4. シアン(C)版を作る

まずシアン版を作ります。 チャンネルウインドウの下側にある各チャンネルを操作します。

  1. 背景マゼンタを選択して右クリック→「クリア」
  2. 背景イエローを選択して右クリック→「クリア」
  3. 背景ブラックを選択して右クリック→「クリア」
  4. シアンを選択
  5. 右クリック→「反転」
  6. 再びシアンを選択
  7. 「グレースケールを作成」を選択

これでシアンの情報だけを取り出した 白黒のシアン版が作成できます。

あとはPNGなどで保存します。 ファイル名は例えば C.pngcyan.pngなどにしておくと管理しやすくなります。

5. マゼンタ(M)版を作る

一度Ctrl+Z(MacではCommand+Z)で 元のCMYK画像に戻します。

今度はシアン・イエロー・ブラックをクリアし、 マゼンタだけを残します。

マゼンタを反転し、 「グレースケールを作成」を選択します。

これでマゼンタ版(M版)が完成します。

6. イエロー(Y)版を作る

同じ方法でイエロー版を作ります。

シアン、マゼンタ、ブラックをクリアし、 イエローだけを残します。

イエローを反転してグレースケールを作成すると、 イエロー版(Y版)になります。

7. ブラック(K)版を作る

最後にブラック版を作ります。

シアン、マゼンタ、イエローをクリアして、 ブラックだけを残します。

ブラックの場合は、反転・グレースケール化を行わず、 そのまま画像として保存しても構いません。

完成:CMYKの4版

これでAffinityから、

  • C:シアン版
  • M:マゼンタ版
  • Y:イエロー版
  • K:ブラック版

の4枚のグレースケール画像を作成できます。

リトグラフ・版画でのCMYK分版

この方法で作成した4枚の画像は、 それぞれを1色の版として利用できます。

例えばリトグラフであれば、 C・M・Y・Kそれぞれの版を別々に作成し、 順番に印刷することで4色分解印刷ができます。

また、4色すべてを使う必要はありません。 CとMだけ、MとYだけなど、 2色・3色の分版にも応用できます。

AffinityでCMYK分版するときのポイント

  • 元画像は必ずバックアップしておく
  • 最初にCMYKへ変換する
  • 使用するICCプロファイルを確認する
  • C・M・Y・Kをそれぞれ別ファイルとして保存する
  • 印刷用途では解像度と画像サイズを確認する
  • リトグラフなどでは各版の位置合わせ(見当)も考える

Affinity CMYK分版まとめ

Affinityでも、チャンネルを利用することで CMYKの4色分解・4色分版が可能です。

Photoshopの「チャンネルの分割」と同じように、 C・M・Y・Kそれぞれの版を独立した画像として保存できます。

特に、リトグラフやシルクスクリーン、リソグラフなどで 写真を多色印刷する場合には便利な方法です。

このページでは、実際の版画制作で使うことを前提に、 AffinityによるCMYK分版の手順を記録しています。


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AI時代の工房 ――「乱数沼」が目指す場所 朝の清掃の仕事も、もう二十年近い。 来るべきロボットとの清掃スキル戦争に備え、日々技を磨いてきた。七十歳くらいまでは現役でマンション清掃を続け、場の不浄を祓い、悪きを退け、人々が心地よく暮らせる一助となれたなら、それで十分だと思...